文京区大塚5丁目にある護国寺の富士塚、音羽富士に行ってきました。
今回初めてお寺の富士塚で楽しみです。
音羽富士
所在地:東京都文京区大塚5丁目40−1 大本山 護国寺内
登れる時期:通年
多くの富士塚は神社の一角にありますがこちらは東京都内で唯一のお寺にある富士塚です。
そして多くの富士塚は溶岩とゴツゴツとした岩で作られているイメージでしたが写真の通り、丸い石が多く柔らかい印象の富士塚です。
護国寺に到着しましたら入口である仁王門を潜り右手に進むと富士塚の入口があります。『音羽富士』の標識もあります。
矢印に沿って進むと『富士道』と彫られた石があり橋を進むと音羽富士に到着します。仁王門から1−2分で到着です。
緑か多く涼しいです。高さは6メートルで、高すぎず低すぎずです。1合目の大きな表識があります。
多くの富士塚は手すりが頂上へ進む手段となりますがこちらには手すりはございません。丸い石をたどりながら頂上を目指します。訪問した日は雨あがりの日で足元が心配でしたが傾斜も緩やかで土の部分を歩くことはなかったです。
半分ほど登るとゴツゴツとして溶岩石も目立ち始めました。
頂上が見えてきました。
頂上に到着しました。頂上には浅間神社と石碑がありました。今まで訪問した富士塚は麓と頂上に浅間神社がある印象でしたがこちらは頂上のみでした。
こちらは頂上からの景色です。一面緑と溶岩、石の景色です。
護国寺・音羽富士へのアクセス
所在地:東京都文京区大塚5丁目40−1
・東京メトロ有楽町線「護国寺駅」1番出口すぐ
・JR山手線「池袋駅」より 都営バス「護国寺前」下車
こちらはメトロ護国寺駅の1番出口です。
出口を出ましたらすぐ後ろに仁王門があります。
護国寺 基本情報
真言宗豊山(ぶざん)派のお寺です。
真言宗豊山派とは奈良県桜山町にある長谷寺が総本山であり長谷寺は源氏物語や枕草子で長谷詣としても登場します。護国寺は真言宗豊山派の本部です。
豊山派の寺は本州を中心に約3000寺存在します。豊山派は徳川家との縁も深く、幕府の庇護を受けると共に、大本山護国寺は関東における布教の拠点でありました。
天和元年2月(1681)、五代将軍徳川綱吉公が生母の桂昌院の発願により、上野国(群馬県)碓氷八幡宮の別当である大聖護国寺の亮賢僧正を招いて開山を行い、幕府所属の高田薬園の地を与えて桂昌院の祈願である護国寺を命じたものです。
本堂を含め寺内多くのものが重要文化財として登録されております。
護国寺 本堂
入口の仁王門を過ぎると正面に階段と次なる門である不老門があります。
不老門は昭和13年(1938)に建立されてます。
不老門を通ると本堂である観音堂があります。
観音堂は、元禄10年(1697)に新営の幕命があり造営されました。元禄時代の建築工芸の粋を結集した大建造物でその雄大さは都内随一のものと賞されてきました。長い年月の間に震災・戦災と二度の大災害にも襲われましたが姿も変えておりません。本堂は重要文化財としても登録されております。
広大な土地に佇む大きな観音堂ですが写真ではなかなか伝わりません。周りに遮るものもなく護国寺の中央に堂々たる壮大なものです。堂内は拝観可能です、内部撮影は禁止です。
護国寺 一言地蔵尊
不老門と本堂の間にこんな標識を見つけました。ひとこと地蔵さま、一言だけ願を聞いてくださるとのことでご挨拶に向かいます。
すぐに到着しました。この建物の中にいらっしゃいました。お参りをする時は正面の扉を開けてお参りができます。
護国寺の猫さま
一言地蔵さまに挨拶をしていたら後ろに猫がいました。 ついて行ってみたら目で会話してくれました。クールなねこ様です。
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